きみの外見が好きだ

それに、わたしが知る限りのきみの内面が好きだ

MeseMoa.ホールツアー2017 自分用覚書

参加公演(5/13福岡両部、5/14熊本1部)で、緑さんに推しカメラしたので記憶が薄れないうちに書く。

前半衣装は福岡1部:キス 福岡2部:オレンジ 熊本2部:チア
後半衣装は私服風(熊本1部から新ver)




■曖昧ジゴロ
夢を見ながら~で頭回すの好き
下に沈む振付けが好き!
※熊本1部、野崎さんのセーラー襟が片方折れてて、それを音に合わせた動きでパシッと直すのがかっこよかった……結局、襟の折れ方が頑固でその後も直ってなかったけど…

■RENBO
Aメロで反るのがものすごく好きで、はあぁぁぁぁっっ…って声が出そうなのを去年から毎回我慢している
兄パートの代理は兄みたいに高い声出してる

■コスモ
メンバー倒していくのクソかっこいい

■BlackRose
下に沈む振付けが好き!(2回目)
サビ前かな?センターから素早い動きで下手に移動するとこが好き
あおいさんに比べてめっちゃ顔が動く、というか視線が動く。左右に伏し目に、そこが好き。

■ラブチア
横向いて電車ごっこの時に振り返ってあおいさんに全力笑顔(もはや変顔)を向ける

■ON
このストーリ~を歌う直前、上体を伏せてるクソさんの肩に指とんとん(というかピアノ弾くみたいにぴろぴろ)させてるのに突然萌えまくった…えっなんなのそのスキンシップの仕方は天然小悪魔にもほどがある…!*1

■ZENBU
魚と飲んで~のジャンプが、座ってる体制から跳んでるのにめっちゃ高い

■ウォークラ
美しく~で煎ぷんと小芝居。*2
2番のジャンプをめぐるクソ煎との攻防*3

■最バケ
洗濯機にほうりこんで~でバスケのシュートみたいにほうりこむアクション

■loveHunter
超かっこよく歌い続けてからの最後のにゃーにゃーが超超超かわいくて……もうあなたなんなの…他メンのにゃーにゃーはあざとい感じっていうか含みがあって小悪魔感のあるにゃーにゃーなんだけど、ゲルさんのにゃーにゃーが100%ナチュラルかわいい……あまりのギャップに死んだ……


■その他
・挨拶MCの兄が好きー!の時に自分の上半身くらいある大きいおにぎりをつくる。両手でぺたぺた。兄が好きー!でそれを持ち上げる。かわいい。
・応援合戦1位とったらすばらしく跳躍してて、うれしいと跳ねるんだって思った…*4




☆ノックソさんかわいいポイント
CC/ソロパートでコール受けて毎回笑ってるクソさん
今だけは…/センター奥からモデルウォークで歩いてくるクソさん
コスモ/オタクと一緒に口パクでイエッタイガー!言うクソさん
Melody Line/推し二人といっしょに楽しそうなクソさん
マジステ/プリンセス企画で手持ち無沙汰なときずっと遊んでるあおクソ
ウォークラ/煎じルーレットにアピるもなかなか選ばれないクソさん(熊本1部は選ばれた)
最バケ/タオルで煎じくんの汗ふいたりしてるクソさん、タオル振りながら頭もちょっと振ってるクソさん


☆野クソ弁当ポイント
・Body and Soulのシンメ!!!!!
・ONのラストとか、Mの始め野崎さん歌った後とか野クソ弁当が向かい合ってる場面が美しいので必見。
・すれ違いざまに髪型直したり、最バケで汗ふいたり、急に供給過多。

*1:のっくんそこかわって!

*2:福岡2部はGLAYのTERUばりの十字。熊本1部は恭しいお辞儀(→煎じくんにフードかぶせられる)

*3:福岡1部はクソ煎におさえられる。福岡2部はクソが上着(大きなロングカーデ)を広げて隠す。熊本1部はおさえられる前に早めにまず1回跳ぶ→いつもは跳ばない煎じくんがゲルの肩を抑えるようにして跳ぶ=ゲル跳べない

*4:知ってたけどそれを生で見れて嬉しかった

2016年現場まとめ

1月も後半ですが昨年の現場まとめ。


星組 9枚
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宙組 5枚
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雪組 1枚
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宝塚合計 15枚f:id:greenpinkviolet:20161231142956j:plain



番外:宝塚ライブビューイング 3枚
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NEWS 3枚

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むすめん。 10枚
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~その他~

ミュージカル エリザベート
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ノンバーバルパフォーマンス ギア
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お笑い 2枚
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シネマ歌舞伎 3枚
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全体 38枚
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あ、デジタルチケットだったので半券はないけど嵐コン@鹿児島アリーナも行きました。アリーナ最前で櫻井様に見下していただきました。

ということで、2016年の現場数は39でした。*1*2

*1:映画館が現場?とかいうツッコミは禁止

*2:シネマ歌舞伎見るにも片道2時間半かかるんだから立派に現場です

回顧記録

2007年頃、気に入って見に行ってた男性のダンサーがいた。名前が売れているわけでもなく、時々ミュージカルに端役で出演する人だった。
しばらく見に行かないうちに彼は表舞台から姿を消して、田舎に帰っていた。細々とでも見に行けばよかったという後悔を引きずったまま、ここ数年はその後悔からも目をそらして過ごしていた。

心の奥の奥にしまっていたその古傷をどうにかしなければ、と決意したのは、気まぐれプリンスさんのせいです。*1
2ndアルバム特典のINNOCENT BOYSで見たぷんちゃんの舞台姿が、あまりにも彼に似ているから。ぷんちゃんを見ると時折彼を思い出してしまって、しんどかった。しなやかな踊りもすごく似ているから、むすめん。のかわいらしい曲ならぷんちゃんをぷんちゃんとして見ることができるのに、虎視眈々などのカッコイイ系の曲だと絶対に彼を思い出してしまって、あの後悔がよみがえって、とても辛かった。


そんな自分の感情を供養するため、昨年秋に、彼の舞台を観た思い出の劇場めぐりをしたのです。



 その1 東京芸術劇場 中ホール

ミュージカル 『FAME』

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初めてミュージカルを観て、アンサンブルの彼に惚れ込んだ場所。
観に行ったきっかけは今は亡きMA(Musical Academy)の4人が主演だったから。そして宝塚OGの方が出ていたから。
それなのに、どこのだれだかわからない彼から目が離せなかった。
役名もないし台詞もほとんどないのに、しなやかなダンスの彼がとても魅力的で、初めての観劇が楽しくて楽しくて仕方なくて、その日は興奮して眠れなかった。
初見の三日後に奇跡的に当日券で観れることになって、2回目を見に行った。
1回目に買い忘れたパンフレットを買って、客席で彼の名前を確認した時のこと忘れられない。


その2 シアターアプル……の跡地

『メモリーズ ~かつて過ごし日々を愛でるというコト~』

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彼にちゃんとした役がついたミュージカル。
新作のオリジナルミュージカルだから構成が荒くて、設定とか楽曲とか文句つけたいところ沢山あった舞台だけど、出演者の若いパワーが楽しかった。主演の東山義久さんがかっこよかった。エンディングで東山さんと彼が組んで踊るの素敵だったな。クールキャラの演技、エクステつけた髪型、かっこよかった。


その3 アトリエフォンテーヌ……の跡地

『junkie sista VS junkie bros』

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もう跡形もないんだな 笑
オリジナルで評判よかったjunkie sistaの男性Ver.であるjunkie brosに彼が出演。大好きだった作品。
ぶかぶかの特効服で、可愛く切ない笑顔の水川役が、大好きだった。お兄さんたちの隣りでニコニコとバイクに乗る演技*2を今でも覚えてる。
クライマックスに感動シーンのある役で、泣きながら観た。
コタニキンヤさんのファンが結構な割合いて、終演後の出待ちもコタニさん大人気だった。
この舞台のせいで、今でもWSSのトゥナイト聴いてもつらーいつらーいこわーいこわーい♪って替え歌が脳内再生されるし、RENTのseasons of love聴いてもギャッツビー~♪ってフェイクが頭をよぎる。
オリジナル曲のCDは今でも聴いてる。


その4 日生劇場

ミュージカル『ウェディング・シンガー

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ウェディングシンガーの初演、めちゃくちゃ楽しかったなぁ…2枚だったチケットが初見のあと6枚に増えた。
初見の時、オープニングでアンサンブル数人が後ろ向きに立ってるのを見て、1秒で彼だってわかったときの興奮。
オープニングナンバーのリフトで毎回顔が必死な彼を毎回心の中で応援した。
どのナンバーもめちゃくちゃ楽しくて、実力に差はあれども出演者全員が魅力的で、目が足りないってこういうことなのねって実感。
お金の歌、シングルの歌、化粧室の歌、全部好き。
楽屋口までバレンタインのプレゼント持っていったり、入り待ちしようと思ったのに寝坊したり、終演後に一緒にご飯食べたり、楽しかった。


その5 武蔵野芸術劇場

『心華 -shinka-』

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彼が主催してたユニットの公演。
歌も芝居も荒削りで、手作り感満載で、商業的には多分ダメだったと思うんだけど、ファンとしては楽しかった。
彼自身が振り付けたダンスを間近でたっぷり観られる幸せ。
お見送りで言葉を交わした時、舞台化粧の彼は美しさがカンストでテンパった。
衣装が薄かったこともあり、その超人的なスタイルに慄いた。細すぎるし顔小さすぎるし、私と身長同じくらいなのに私よりふたまわりは細かった…








と、いうことで、思い出巡りをしてきた。
完全に自己満足だけれども、ほったらかしてた気持ちを供養できたことで、トラフィックライト。を心から楽しめるようになったのでよかったよかった。*3

*1:すいませんぷんちゃんのおかげです

*2:ちなみにエアーである

*3:実はトラライのかっこいい智哉くんを直視できなかったんだよう…OAの時も見たら泣きそうになるからわざと視線を外したりして…ごめんなさい

歌舞伎NEXT 阿弖流為

歌舞伎NEXT 阿弖流為 は昨年秋の大阪松竹座公演を観て、そしてシネマ歌舞伎で2回観たくらいには好きです。
ちなみに歌舞伎はほぼ観たことないです。1年前、地元に中村兄弟が巡業で来たのを一回観にいったくらい(しかも3分の1は芸談だったから演目は本当にちょっとしか観てない)。そんな初心者の感想。

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まず、思った以上に演劇だった。歌舞伎風味の演劇という印象。だから、よし歌舞伎見るぞー!と思ってた自分は、プロローグ始まった時は少し驚いたよね。ふつーに口語で演劇始まったぞ…?って肩すかしくらった気分だった。まあ歌舞伎を生で見たことない私の印象ですが。
でも始まったら世界観に引き込まれてすっごい楽しかったです。
先日、映画館で観て思ったのは、やっぱり映像よりも生舞台のほうが歌舞伎らしさを感じられるということ。映像は東京収録なので私が観た大阪公演とはそもそも演技が違うんでしょうが、やはり生で観ておいてよかった。歌舞伎の空気を感じられてよかった。特にベテランの方々は台詞回しや振る舞いの迫力が素晴らしかった気がする。


以下、感想っていうか役者毎に印象的な部分メモ。がっつりネタバレします。最終的には阿毛斗役の坂東新悟さんにおっこちてきたので、阿毛斗さん多め。


阿弖流為(市川 染五郎
カラコンがすごく似合っててかっこいい
・本気でイケメン。生の舞台で観た方が身のこなしも見れるのでよりイケメン度高い
・殺陣の太刀筋がきれいで見惚れる
・「それは神の都合だ」って切り返す阿弖流為さまの命をかけた言葉が迫力大ですごくいい


坂上田村麻呂(中村 勘九郎
・「邪魔すると怪我するぜ(舌ペロッ」がいかにもヒーローって感じでかっこいい
・WJ主人公っぽい、というかはっきり言ってルフィ
征夷大将軍を引き受けた時の台詞で「天命とは言わんぞ、これが人のさだめだ」ってのが観劇当日はわからなかったんだよね。宿命(さだめ)=天命ではない…?ってのが疑問で。でも宿命(さだめ)ではなく「定め」なのだと気づいたら理解できた。
・田村麻呂は蛮甲の顔を見て蝦夷のものってなんですぐわかったんだろう…あの2人が出会ってる場面あったっけ?計3回見てもわからなかった。
・目が見えるようになった瞬間の見得が、これぞ歌舞伎という感じで見られてうれしい
・ずっと叔父上って呼んでるのに心の底から怒ったときに呼ばなくなるの泣ける。表面的には田村麻呂は哀しんでいるのではなく怒っているのにそれを見て悲しくなる「謀ったな藤原稀継!!!」


阿弖流為×坂上田村麻呂
・「なんでお前蝦夷なんだ?」「だったらなんでお前大和なんだ」ロミジュリかよ!
・上手花道に阿弖流為、下手花道に田村麻呂で名乗り合うところはあの劇場の両端にいる距離がよかったので舞台で観た方が好き。でも映像で2人のアップが見れていい、というのが世論なんですねー(舞台ではいっぺんにオペラグラスの視界に入れられないから)
・「蝦夷は自らは争わない」「そんな甘いことで戦がやれるか」「やってみるさ」「まだ刀は抜かないのか」「その気にならなくてな」「そんな甘いことで戦がやれるか」「やってみるさ」この応酬が!


立烏帽子/鈴鹿(中村 七之助
・「都の闇のご案内に…」て出てくる立烏帽子がめっちゃ綺麗! 布かぶってる頭から一瞬見える額のアクセめっちゃ綺麗!
・雪山で襲われた鈴鹿さんの反りが美しい。頬紅もつけてて立烏帽子と違う感じでかわいい
阿弖流為さまと一緒に呪詛を受けるシーンの次の登場場面では鈴鹿さんになってんだから七之助さんの二役演じ分けすごいわ…
鈴鹿さん激かわ。まじかわ。すごくかわいい声で「見えるようになれば…」「駄目かと思いましたぁ」「そんな捨て鉢な〜」「えぇ?」全部の言動が可愛すぎる! ほんっと可憐。田村麻呂を相手にそれなら阿弖流為さまの前でどんだけ可愛いのよ
・すっぽんせりあがりの鈴鹿さん綺麗。表情が立烏帽子とも神とも全然違うけど説得力あるよなぁ
・神の七之助さん美しい。正しく神々しい。
・なんだか立烏帽子が神とは別の人格に思えてくるんだよね〜アラハバキの二重人格みたいなとらえ方でいいのかなー
・大和がこの国の八百万の神の命を絶つ、とアラハバキが言ってたんだけど、人が支配してはいけないということ?
アラハバキの神が感情的で完璧じゃないところが日本らしくて好き
「見捨てるというのか私を」「私のためになぜ戦ってくれない」「巫女の分際で神に逆らうか」とか一見すると神らしくないけど、それがこの国の神だよなぁ
・エピローグで蝦夷の祭を見ている阿弖流為鈴鹿カップル可愛い! 阿弖流為さま相手に喋ってる鈴鹿さんも見たかった


阿毛斗(坂東 新悟)
・「母礼(モレ)族の男なら武器をとるなど…」とか言ってたのに「我々も武器を手に…」てすぐ言ってて阿毛斗さん切替え早いね?びっくりしたよ? あとこの辺の台詞回し、というか声?が大阪で観たときの方がしとやかな気がしました。映画だとけっこう高圧的なんだよなー
・しかし映画版では阿毛斗さんがすごくいい声で「蛮甲」って呼ぶから軽くジェラ。あの見下した呼び方いいよね、呼ばれたい。見下されたい。
・くまこと蛮甲のラブラブを後ろで呆れて見てる姿がかわいい
・2回目に映画館で観たとき「みんなご飯だよ」のシーン笑いそうになったじゃん!己之助さんが「メシだ食え」とか言うから!
・終盤の立ち回りで護られる阿毛斗さん。立烏帽子に手を引かれる阿毛斗さん。萌ゆる!
阿弖流為の後ろに立烏帽子、阿毛斗でトライアングル作るとこ、女形二人ともスラッとしててかっこいい
・田村麻呂より阿弖流為よりスタンス広くてウケる。大きい。
・「もういいではありませんか神よ、阿弖流為はもう十分に戦った」って訴えるのに神に操られる横顔が切なく美しい。この前後の台詞がないとこも表情が見たい。クライマックスの阿毛斗さんもっと見たいよね。阿弖流為が立烏帽子に何者だって問うシーンで後ろにいる彼女がどうしてるんだろうって気になる。
・映画のエピローグの阿毛斗さん少ししか映らないんだけど数秒でもいい表情してらっしゃるのでじっくり観たかった。田村麻呂にお辞儀してるの見ると、どんな思考を巡らせてその穏やかな表情に行き着いたんだろう、と戦いを終えてからの彼女に想いを馳せずにいられない。
【追記:大事なことを書き忘れたよ! 戦いのあと、一人で田村麻呂を見送る阿毛斗さまの礼がグッとくる。舞台に一人きりで、蝦夷の想いを代弁してそこに立っている。一族の巫女(あの時代の要職)として覚悟を感じる。】


藤原稀継(坂東 彌十郎
・稀継さまは細めた目の奥が暗くてぞくぞくする
・「お主の心のまっとうさを愛しく思っておる」ってのがストーリー知ってからだとどういう意味だよ…って恐ろしくなる。「よい男じゃのう〜」ってのも、その意味がさぁ〜


御霊御前(市村 萬次郎)
・とにかくすげぇ怖いし綺麗だしかっこいいし綺麗だし怖いしなんか凄い
・御霊御前さまは紅白なのにぜんぜんめでたくない。こわい。すごい。つよい。
・巫女の役なのに人に非ざる迫力で、神と張り合うのも納得だなって……
・とにかくこの方はすごい。乏しい語彙を根こそぎ奪われるほどすごい。生観劇の時に最も衝撃を受けたのがこの方。


【その他もろもろ】
・死んだと聞かされてた主人に久々に会って、すぐに「田村麻呂様無事でしたか!」て喜ぶ飛連通と翔連通は理解早いな!
・終盤は続々と人が死んでいくので私の脳内で死んでゆく~の曲@マグダラがBGMだった。役者の見せ場は死に様だよね〜
・御霊御前さまつきの女官とかまで見始めたら歌舞伎沼なんだろうなー


驚いたことその1
メタな笑いが多い。「高麗屋!」「中村屋!」とかいう台詞(じゃなくてアドリブかも)があったりして、歌舞伎を知ってる人向け、に作ってあるんだけど、あれは私の好みではなかった。全体のストーリーがシリアスなのにメタ要素入ると世界観崩れるからやめてほしいなーと思ったんですよね。笑いを入れるにしても、「五月人形」とかの作品世界に沿ったネタなら面白いのでいくらやってもいいんだけどなあ。


驚いたことその2
全編180分と長いので幕間休憩があるんだけど、休憩の間にスクリーンセーバーよろしくキャストの写真が銀幕に浮かんでは消え、浮かんでは消えるのです。その時にアップで見る女形の皆様の美しさ! 七之助さんが麗しいのはもちろんのこと、萬次郎さんの白塗りアップは恐ろしくもお綺麗で。お目当ての坂東新悟さんが阿毛斗役のアイメイクばっちりのお顔がアップで映されたときにはもう!俄然テンションが上がって瞬きする間も惜しみ凝視したよね。



中村七之助さんと坂東新悟さんについて
顔立ちのせいもあってか、七之助さんは鳥のような、新悟さんはネコ科動物のような印象を受けました。私の勝手な妄想だけれども、七之助さん演じる立烏帽子のプロローグの踊りは鶴が舞うようだし、可憐な鈴鹿さんは鶯みたいだし、アラハバキは鷹みたいなんですよ。そして、新悟さん演じる阿毛斗は序盤は豹みたいなのに、後半は雌ライオンのように感じるのですよ!
今後、他の演目では、シャム猫やチーターや三毛猫みたいな新悟さんも見てみたいものです……

むすめんちゃんを飼うなら。

むすめんちゃん(天使チーム)をヒモにしたらどうなるか、という話です。

お察しの通りくだらないです。妄想100%でお送りします。

きっかけはドラマ「きみはペット」です。小雪さんと松本潤くんが演じていたあの作品が今年再びドラマ化されるという報を受け、自分がスミレちゃんだったら誰を飼いたいかなあと現実逃避を始めたところもう楽しいのなんのって。そんな妄想を文章に残してしまうことに多少の躊躇はありますが多分後々自分が読み返しても楽しいので書いておきます。
前提として、自分はスミレちゃんなわけです。古い言葉ですが所謂キャリアウーマンで、男の子1人くらい食わせていける稼ぎのある妙齢女性なわけです。そんな女性が男の子を飼うって、つまりはヒモですよ。むすめんちゃんをヒモにしたら楽しそうじゃないですか!*1
さて、ベストオブヒモにしたい男はだれか、むすめん。3rdアルバム天使組の各メンバーについて妄想してみましょう。


気まぐれプリンスの場合

ぷんちゃんがヒモだったら、家事をちょこちょこやってくれて、私が作った食事をにこにこしながら食べてくれそうなところがいい。仕事から帰ってきたときにはおかえり〜って玄関まで来てくれそうだし、たまに出迎えがないときも、あれ?って思いながらリビングに行くとうたた寝してるのもかわいい。ただ、基本的にかまってほしがりだし、気がすむまで甘えてきそうなのが難点である。帰ったとたんに「なあ聞いて聞いて!今日な!テレビ見てたらな!」とか言ってきそうなところが私好みのヒモじゃないので減点ポイント。残業して帰ってきたところにテンション高めでどーでもいいことを話しかけられたら、私は「はいはい、疲れてるから明日ね」って言っちゃうし、そしたらぷんちゃんは「そやんな、ごめんなぁ」って言いながらしゅんとしちゃって、結局こっちがぷんちゃんのご機嫌伺うことになる。よって私はぷんちゃんをヒモにしたくない。


ぜあらる。の場合

ぜっちゃんは、ちょっとしたプレゼントでも喜んでくれそうなところがいい。スニーカーとかゲームとか大した金額じゃなくても「うわ、いいの?嬉しいわー」って大袈裟じゃないリアルな反応を返してくれるのはヒモとして健気でいい。そして、私が働いている間にお家にいたら、ちゃんと家事をやってくれるのがぜっちゃんである。毎日何かしらご飯を作ってくれたり、洗濯ものたたんでくれたり、面倒な家具の裏とかもちょっとずつ掃除してくれたり。さらに、これから雨が多くなるから布団乾燥機買った方がいいと思うねんけどどうかな?とかいう提案までしてくれそうで、そんな生活能力がありすぎるヒモはもはや主夫である。癒されたくて男の子を飼っているのに、そんな現実的な働きをするぜっちゃんはヒモとしての本分を外れてしまうので私のヒモとして不合格である。


野崎弁当の場合

帰った時にふんわり笑顔の野崎さんが迎えてくれたらそりゃもう幸せだ。野崎さんもそつなく家事をやってくれそうである。ただ、野崎さんはぜっちゃん以上に現実を見せてきそうである。私だって男の子をペットにしてる楽しい生活がずっと続くと本気で思ってはいないが、野崎さんは将来を考えて共働きで同棲生活をしようと提案してきそうなのだ。かわいい男の子を家において、華の独身生活をしばらく楽しみたかった私はその誠実さに土下座するしかない。例えば、同居生活が長くなると家計の管理までやってくれそうなところもヒモとしては減点対象である。保険料の見直しまで先回りで考えてくれて、今は医療保険を重視したほうがいいよ、とか言ってくれるし、それぞれが自由に使うお金もおこづかい制にしそうだし、飼っているはずなのにこっちが尻にしかれそうだ。そういうわけで、私は野崎さんをヒモにするのは遠慮したい。


白服の場合

白服さんはヒモになっちゃダメな人だ。*2白さんは生活能力はないが生活力(があるオーラ)がありすぎる。普通に働けば私の倍以上稼げそうな白さんを私の稼ぎで養うなんて妄想にしてもファンタジーが過ぎる。白さんが私のヒモなんて立場に甘んじていたら、この人なんで私なんかに囲われてくれてるの…?実は某国のスパイなんじゃ…?と疑心暗鬼になってしまう。そして私から勝手に心の距離を作ってしまった結果、ある日仕事から帰ると白さんはいなくて、残されたのは今までありがとう、の書き置きだけ……という結末が見えるので私は白さんをヒモにしないほうがいいと思う。


ノックソの場合

私が仕事から帰ってくると先にお風呂に入ってて、バスルームからおかえり〜の声を響かせるのがのっくんasヒモである。家事はあんまりやらないし、部屋は散らかすし、あのバッグほしいねん!とかナチュラルに高いものをねだってくる。けど憎めない。そう、のっくんはヒモに向いているのである。顔色をうまく読み、私がハマってる芸能人やテレビ番組を察知してその話題で楽しませてくれるし、こっちが弱ってる時は口数少なめで毛布になってくれるし、精神面の癒しというヒモの役割を十分に果たしてくれるところがいい。いい笑顔で「明後日な、りりりちゃんとユニバ行くんや!」とか言われたら(明後日?私は仕事だけど?)(こいつ追い出されないって自信があるんだな…)と頭のはしっこで思いながらも「これで足りる?」と笑顔で諭吉さん3、4人を渡してしまう。惚れた弱みで許せてしまうのがのっくんのヒモとしての強みである。
もうお分かりでしょうが、私的ヒモにしたい男ナンバーワンの座に輝いたのがのっくんだ。こんなことで讃えられても全く嬉しくないだろうがのっくんおめでとう!


最後に、今回はヒモにしたいメンバーを天使組で妄想したわけですが、悪魔組についてはツバメにしたい妄想が捗っていることを付け加えておきたいと思います。

*1:個人的には1番ヒモにしたいのは20代前半の相葉雅紀なんですが彼はもはやスーパーアイドルなので妄想だとしても断念しました

*2:誰だってダメだっていうツッコミは足りてます